2015年2月25日 水曜日
やってのける 意志力を使わず自分を動かす
全米でベストセラーになった意志力をつかわない目標達成、モチベーションアップ本を読んでみました。
苦もなく努力できるとのことで、これは怠け者の自分向きだと思って手にとって見た。
この本は、アメリカを心理学会を代表するモチベーションアップと目標達成の研究家が、今までの研究の集大成としてまとめたもの。
巷にあふれる自己啓蒙本は、とにかくポジティブに考えていれば結果がでるとポジティブシンキング一辺倒だけど、そういった本とは一線を画す研究データに基づいた目標達成法が書かれているんだ。
やり方をマスターすれば、必ず目標達成をやってのける助けとなるはず。
ただし本自体は読みにくい。読むのに努力が要るのが難点。
小さなタスクは「なぜ」を考えよう
やる気が沸かないときは、「なぜ」これをやるべきなのかを考え、それを達成したときのメリットを思い浮かべる。
そうすればモチベーションをあげることができる。やる気が出ずにほったらかしてた小さなタスクには「なぜ」を考えて取り掛かろう。このタスクを終わらすことができれば、今後の自分の飛躍の一歩となるとか。
大きく難解なタスクには「何」を考えよう
大きくて難しいタスクや、不慣れな仕事には「何」を考えると上手くいく。
とりあえず先々のことは考えず、今やれる具体的な手順に集中するとよい。
これは大きな仕事を細かく分類してTodoリストに落とし込んで一歩一歩目的に近づいていくやり方に符号して大いに納得できる。