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やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

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僕は君たちに武器を配りたい

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仕事が10倍速くなるすごい!法―誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない

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結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)

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2015年2月25日 水曜日

やってのける ~意志力を使わずに自分を動かす~

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著者:ハイティ・グラント・ハルバーソン

やってのける 意志力を使わず自分を動かす

全米でベストセラーになった意志力をつかわない目標達成、モチベーションアップ本を読んでみました。
苦もなく努力できるとのことで、これは怠け者の自分向きだと思って手にとって見た。

この本は、アメリカを心理学会を代表するモチベーションアップと目標達成の研究家が、今までの研究の集大成としてまとめたもの。
巷にあふれる自己啓蒙本は、とにかくポジティブに考えていれば結果がでるとポジティブシンキング一辺倒だけど、そういった本とは一線を画す研究データに基づいた目標達成法が書かれているんだ。

やり方をマスターすれば、必ず目標達成をやってのける助けとなるはず。

ただし本自体は読みにくい。読むのに努力が要るのが難点。

小さなタスクは「なぜ」を考えよう

やる気が沸かないときは、「なぜ」これをやるべきなのかを考え、それを達成したときのメリットを思い浮かべる。


そうすればモチベーションをあげることができる。やる気が出ずにほったらかしてた小さなタスクには「なぜ」を考えて取り掛かろう。このタスクを終わらすことができれば、今後の自分の飛躍の一歩となるとか。

大きく難解なタスクには「何」を考えよう

大きくて難しいタスクや、不慣れな仕事には「何」を考えると上手くいく。


とりあえず先々のことは考えず、今やれる具体的な手順に集中するとよい。

これは大きな仕事を細かく分類してTodoリストに落とし込んで一歩一歩目的に近づいていくやり方に符号して大いに納得できる。

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2015年2月23日 月曜日

僕は君たちに武器を配りたい

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著者:瀧本哲史

僕は君たちに武器を配りたい

この本は効率化の本ではないけど、話題になった本なので読んでみました。
装丁の上で踊る「非情で残酷な日本社会」とか「資本主義」とかどうもアジテーターあるいは極左臭がして敬遠してたんだけど、書いた人は意外にも、資本主義の真っ只中のベンチャーキャピタルの人。

生きのいい、スタートアップ企業に投資をして、会社が大きく成長したら大きなリターンを得るそういった投資家でかつ、京大の准教授が書いた本である。

主要な産業の工業の分野で新興国からの激しい追い上げで競争力を失いつつある中で人口減+IT化で仕事の減少を最悪のタイミングで向かえてしまった日本の若者に生き延びる為の知恵を武器として与えようという趣旨の本だ。

一見WEBデザイナーのわれわれには余り関係ないようだけど、僕は大きく関係あると思っている。
僕の超テキトウな予想だと、後5年後 ちょうど2020年東京オリンピックのころまではWEBの需要は伸びていくと思う。その後はWEBデザイナーじゃなくても簡単にデザインできるまたは、かっこいいデザインのサイトが安価または無料で提供されるサービスでこなれた物がでてきて一般化し、今のWEBデザイナーの半分くらいは要らなくなるのではと思っている。

さあその時どうするか?この本にはヒントがある。ただし具体的な解決策は書いてない。
それは自分で考えよということだ。

勉強できてもコモディティ

コモディティは日常品ということ、代わりがいくらでもある商品のことである。これを人に置き換えてたら、ただ単に英語を勉強しても、英語を話せる人は結構居てただそれだけではもう通用しない時代がきている。むしろ勉強していたらばら色の未来が来ると信じさせて勉強本などを売る勉強ビジネスの犠牲になってないかということが書いてある。

まあ、無目的に、勉強して途中で止めるよりはしないほうがいいということでいいかな。ただ、WEBデザイナーに関しては、情報は英語で入ってくることが多く、いち早く情報を仕入れて高い単価で仕事を請けたり、情報そのものを売りたい人は学んでおくべきだと思います。

生き残るにはオンリーワンになるしかない

ネットで流通、通信、教育コストが激減し、全業種でコモディティ化が進んでいる。人と同じことをやっている以上は、安価で受注してくれるところに発注するに決まっている。そうなると値下げ競争は避けられない。生き残るには他の誰もが出来ない「唯一の人」しかないと。

完全に同意だけど、オンリーワンになるのは結構大変だ。将来性があって、競争が少なく勝てる分野そんなニッチな場所を探すしかないね。

資本主義で稼ぐことの出来るタイプは6タイプ

資本主義で稼ぐことの出来るタイプは
’’
1.商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
2.自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
3.商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることのできる人(マーケター)
4.まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
5.自分が企業家となり、みんなを管理してリーダーとして行動するひと(リーダー)
6.投資家として市場に参加している人(投資家) "
ということらしい。
しかし、インターネットが現れた今後、トレーダーとエキスパートは生き残りが困難となる。 なぜならそこにコモディティかの波が押し寄せるからだ。

どちらかといえばWEBデザイナーはエキスパートに分類されるが、たいした専門性はない。ということは、われわれも、コモディティ化が進み買い叩かれる時代が来るということだ。いやもう数年前から単価は下がり続けているし、レッドオーシャンということかもしれない・・・・・・

マーケターという道

例えばWEBデザイナーという低いエキスパートの道を絶たれたならどうするか、一つにマーケターという道がある。彼らは新しくない要素の組み合わせで、新たな価値を作り出し、われわれに共感できるストーリーと共に新しい価値を提案する人である。これが嵌れば、企業は飛躍するとのこと。

もちろんそのとおりだけど、人には向き不向きがあるよね。既存の組み合わせで新しい価値を創出し、ブランド化できる人は一握り。自分の特性がこっちに向いてれば楽しい仕事是非そちらにトライしてもらいたい。

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2015年2月16日 月曜日

仕事が10倍速くなるすごい!法―誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない

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著者:松本 幸夫

仕事が10倍速くなるすごい!法―誰でもできるのに、なかなか「実行」されていない

20年間に渡り、人材コンサルタントを行ってきた中で発見した「できる人間の共通点」を100項目にまとめた自己啓発本。
もうすでにどこかで聞いたことのあるような方法論やノウハウが シンプルな語り口で書かれている。

100項目もあるので、重複されでいる部分も多いが、
誰でもすぐに始められそうな内容で、実践のしやすさが本書の特徴。
(ただ継続する事がもっとも大切ですな)

目標は細分化するほど叶いやすくなる

仕事を行う上で 細分化したチェックリストを作り、できたものに丸をつけて、やればできる成功体験、達成感を味わい、いいサイクルに乗る

寝る前に明日のやることリストを作っておく

朝一番から「集中できる環境」を作ることにより、午前中のうちにある程度の成果をだし、気持ちに余裕ももつ

仕事を楽しんでいない人間には「お金もアイディア」も集まらない

つまり、仕事を如何に道楽化できるかによって成果が決まる

常に社長目線でいることの重要性

一人ひとりの人間の実力にはそう大差はない。もっとも重要なことは会社全体をみる視点をもつことで振る舞い、考えに違いができ、その差が大きな差になる

「朝型生活」が頭を良くする

先祖代々受け継がれてきた生活習慣に合わせ、11時には就寝してホルモンバランスや自律神経を整え、最高のパフォーマンスをしよう。

書けば書くほどクリアになる

成功者の多くが枕元にアイディアを書き留めるメモ帳を用意している。 書き溜めたアイディアや情報を俯瞰的にみることによりさらなるアイディア、新しい視点が生まれる。 また、書いて忘れることにより、より整理が行われる。

イヤな仕事ほどすぐに手をつける

「案ずるより産むがやすし」。イヤな仕事を先行して片付けることにより、気持ちが楽になり本来やるべきことに集中できる

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結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)

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著者:小室淑恵

結果を出して定時に帰る時間術

いつも時間が足りないと嘆く人は読んでみる価値がある。
育児と仕事を両立せざるを得ない状況から限られた時間を有効に使って、仕事とプライベートを両立させる時間術を著者の経験から綴っている。
労働時間を短くしてかつ結果を出すヒントがある。

著者は資生堂に入社し、社内のビジネスモデルコンテストで優勝。育児休業者の職場復帰支援事業を立ち上げる。その後、育児休業者、介護休業者、うつ病などによる休業者の職場復帰をサポートするワーク・ライフバランス社を設立。多くのクライアントを持つ。

とにかく予定を入れる

定時に帰るためには、仕事の密度が大切。仕事の後にプライベートの予定を入れれば否応なく仕事を終わらせなければならなくなり、効率的に仕事をするようになります。いわゆる締め切り効果を期待できる。

3分で終わる小さな仕事はその場ですぐやる。

簡単なメールの返事など、3分で終わるような細かな仕事は、その場でやる方が効率的。後でやるともう一度メールを読まなければならない。また、やり忘れを防げる。

任せられる仕事は任せましょう

任せられる仕事は任せた方がいい。最初は部下も時間掛かるが、こなれてくるとあなたと同じパフォーマンスを出してきます。最初テーチィングの時間は後で取り戻せる。

隙間時間を有効に利用

いろんな所で言われてきたことだけど10分とか小さな空き時間を有効に利用しましょう。移動時間とか、ミーティングの間とかそういった空き時間を有効に使えば、定時に帰ることも不可能じゃない。ということで常に空き時間に出来る仕事を持ち歩こう。

得意な物を人に教える

得意な物を人に教えるとその道で評価はあがるし、自分の知識の定着にもなる。

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