2015年2月16日 月曜日

結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)

実用度

面白度

読みやすさ

著者:小室淑恵

結果を出して定時に帰る時間術

いつも時間が足りないと嘆く人は読んでみる価値がある。
育児と仕事を両立せざるを得ない状況から限られた時間を有効に使って、仕事とプライベートを両立させる時間術を著者の経験から綴っている。
労働時間を短くしてかつ結果を出すヒントがある。

著者は資生堂に入社し、社内のビジネスモデルコンテストで優勝。育児休業者の職場復帰支援事業を立ち上げる。その後、育児休業者、介護休業者、うつ病などによる休業者の職場復帰をサポートするワーク・ライフバランス社を設立。多くのクライアントを持つ。

とにかく予定を入れる

定時に帰るためには、仕事の密度が大切。仕事の後にプライベートの予定を入れれば否応なく仕事を終わらせなければならなくなり、効率的に仕事をするようになります。いわゆる締め切り効果を期待できる。

3分で終わる小さな仕事はその場ですぐやる。

簡単なメールの返事など、3分で終わるような細かな仕事は、その場でやる方が効率的。後でやるともう一度メールを読まなければならない。また、やり忘れを防げる。

任せられる仕事は任せましょう

任せられる仕事は任せた方がいい。最初は部下も時間掛かるが、こなれてくるとあなたと同じパフォーマンスを出してきます。最初テーチィングの時間は後で取り戻せる。

隙間時間を有効に利用

いろんな所で言われてきたことだけど10分とか小さな空き時間を有効に利用しましょう。移動時間とか、ミーティングの間とかそういった空き時間を有効に使えば、定時に帰ることも不可能じゃない。ということで常に空き時間に出来る仕事を持ち歩こう。

得意な物を人に教える

得意な物を人に教えるとその道で評価はあがるし、自分の知識の定着にもなる。